サラリーマンこそプライベートカンパニーをつくりなさい 坂下仁著
この本を読んだきっかけは タイトルに惹かれて読んでみました(^^)
銀行員の主人公が株で失敗して 奥さんと一緒に不動産投資で成功するというストーリーで、
後半からは 国内不動産投資→海外不動産投資の良さについて書いてあります。
結論から言うと、最終的には海外不動産投資を勧めてる本ですね。
私が個人的に良かったと内容をまとめてみたので 参考にしてもらえると嬉しいです😆
ありふれた内容などは省略して一部の内容を抜粋してますので話がいきなり過ぎて読みにくいかもしれませんがご了承下さい。
🔵プライベートカンパニーには社会保険への加入の義務がありますか?(P143引用)
A.副業の為にプライベートカンパニーを作ったのであれば最初のうちは社会保険料を支払う必要はありません。
夫も妻も社会的保険に加入済みで出費を抑えたいのが本音です。
具体的な方法は、 従業員を雇わず、役員報酬もゼロにして下さい。
人件費がゼロであれば社会保険料を徴収しようがないので加入を強制されない。
報酬がゼロでも、出張旅費など経費で落とせるのでご安心下さい。
🔵絆が深いほど裕福になる? 裕福なほど絆が強い?(P176引用)
年収300万円以下の世帯は離婚率が42.9%
500万円以上1000万円未満は14.3%
1000万円以上は、1.6% というデータが出てます。
🔵結婚すると独身よりも1000万円多く貯めれる?
結婚すると生活費が2倍になると思われがちですが、出費は意外なほど増えません。
総務省統計局のデータによると 一人世帯の月平均支出は16万2千円。
これに対して、2人以上世帯の月平均支出は28万3千円。
世帯平均人数は2.98人なので、1人当たり9万5千円となります。
独身のままなら 2人合計で32万3千円なので 差額が13万3千円。
6年間で1000万円貯めれる計算になります。
🔵日本の不動産は2023年まで下り坂、その後とずっと下り坂(P190より引用)
不動産価格は人口の増減と経済成長率だけでは決まりません。
特にインフレ・デフレに左右されるので 国の金融政策次第でもあります。
例えば、ロシアは1994年から人口が減り続けて10年で3%減少しましたが、インフレが続いたので住宅価格は上がり続けてます。
この当時の日本は人口が横ばいでしたが、デフレが続いてたので地価は下がり続けました。
一方で家賃と不動産価格は 需要と供給のバランスに影響されます。
当たり前ですが、人口が減って高齢化が進む国では住宅需要が減ります。
需要が減ると空き家や空室が増えて余ります。
また、経済が伸び悩む場合はオフィスなどの商業不動産の需要も減ります。
需要が減ると普通は価格が下がります。
2050年までの30年間の人口減少率ランキングです。
日本は中国に続く2位となってます。
続いて経済成長率です。
32か国中の最下位です。
これから2050年までに人口が減り続けて経済成長が伸び悩む国の家賃水準は上がり続けると思いますか?
🔵ヨーロッパゃアメリカ不動産のメリット(P216引用)
・節税メリット
どんな古い物件でも メンテナンスさえ行えば価格は上昇し続ける。
その結果、不動産価格に占める建物の割合が8-9割に膨らみ、日本では考えられない様な減価償却が可能になる。
・キャピタルゲインメリット
アメリカやイギリスなどは人口が増え続け、日本よりも高い経済成長率を維持して物価も上がり続ける。
インフレ率の高い国ゃ人口が増え続けて経済が成長率する国の方が不動産価格が上昇するので売却時にキャピタルゲインが得られる。
・インカムゲインメリット
人口が増えて 経済成長し、 物価が上がる国では家賃も上昇し続けてます。
・海外旅行を経費にできる。
・公明正大メリット
欧米の不動産取引マーケットの透明性です。
欧米では売主と買主の両方の代理人は成らないし、売り物件の囲い込みが出来ず、不動産マーケットは公明正大です。
🔵ZARAやH&Mを買う様にファスト不動産を変え(P227引用)
投資用不動産を買う場合は、現地の不動産コンサルティング会社経由か不動産開発業者(ディベロッパー)
🔵1番安全な投資は地球を丸ごと買う投資
世界全体の外貨準備の割合に合わせてドルゃユーロなどに資産を分散する。
※外貨準備とは、日本銀行ゃFRBの様な全世界こ中央銀行が保有してる外貨の事
読んでみた感想としては、
漫画が所々にあるので 早く読む事が出来ます(^^)
その分内容が薄くなり 基本的な考え方は学べますが、具体的な事はあまり書いてませんね!
マネーリテラシーの本を普段から読まれてる方は少し物足りないと感じるでしょう♪