払ってはいけない 資産を減らす 50の悪習慣 萩原平子著 を読んでみて♪
この本を読んで 個人的に学びになった部分を抜粋して要約します。
参考にして頂けたら幸いです。
🔵医療費控除
医療費が家族で10万円以上になったら 確定申告で医療費控除が受けれます。
2018年から 薬局やドラックストアで販売されている医薬品の中でも83成分を含むOTC医薬品と呼ばれる一般医薬品が、
年間購入額が1万2000円を超えたら確定申告で払い過ぎの薬代が戻ってきます♪
OTC医薬品で確定申告したら 通常よりの医療費控除は使えません。
しかし、医療費控除を受ける場合はOTC医薬品を買った額も一緒に合算して申請できます。
調剤薬局によって薬の卸値が同じだが 調剤技術料が違うので小さな病院ではなく大きな病院の敷地内にある薬局がおオススメという内容も書いてました。
僕が薬局に確認した所 調剤技術料というのはなく薬局によって基本料というのが違うそうです。
他の内容は本に書いてた通りでした。
🔵資産の棚卸しをしよう。
まず、現状把握する事が大切です。
倹約をする前に家計の見直しをしましょう。
固定費→変動費の順に節約する。
僕の場合食費を削ってましたが、携帯代など身近な部分でも節約の余地がありました。
🔵給料の額面だけ見ててはいけない。
給料が減ってないのに家計がどんどん苦しくん立ってるのは額面から手取りが減ってしまってるからです。
・4-6月は残業しない。
社会保険料は4−6月の支給額の平均によって決まってます。
残業代だけでなく交通費も含めた額で計算されてます。
🔵保険に必要以上に入ってはいけない
生命保険は複雑に見えるが、
保証は2つ
①死亡保険金
②入院の給付金
死亡保障の場合 自分が死なない場合保険金はもらえない。
予定よりも死亡する人が少なけば、死亡配当として戻されます。
適切な保障額はどのくらいが良いのでしょうか?
・月15万円の遺族年金があれば家族3人生きていけるかも
サラリーマンの夫が亡くなると家族が困るからたくさんの保障を高いお金を出してかけなければいけないのでしょうか。
妻の年収が850万円未満だと子供が2人いた場合、子供が18歳になるまで月々15万円前後出ます。
更に夫が住宅ローンを借りてた場合は団信で残りのローンは無くなります。
でも子供の教育費が困ります。
一人に対して1000万円と言われるのでその分だけ保険でカバーしておきましょう。
医療保険は同じ保障でもネット保険の方がが経費が少ないので安くなっております。
結論、生命保険は、子供が社会人になるまで必要最低限の金額にしましょう。
健康保険が充実しているのにわざわざ保険に入る必要があるのでしょうか。
高齢になる程、医療費の負担は低くなります。
・世帯合算の仕組み
家族で同じ保険制度に入ってるなら、高額療養費制度では負担額を更に減らすことが出来る。
これらの事から、老後でも2人で200万円前後の蓄えがあれば、医療費は間に合います。
🔵高度先進医療に騙されるな!
特約保険料が100円のわけ。
みんなから100円を徴収して2000万円の治療を保証できるという事は全く使われることのない特約ということです。
🔵疾病特約保険料を支払っても、給付されるとは限らない。
どんな状況でも この3つの発症でお金が出るわけではありません。
がんは皮膚がん 子宮頚がん 食道上皮内がんなどは保障対象でないものが多い。
最初に診断されて60日以上まともに働けない症状が続いてないとダメなのです。
2014年の厚労省患者調査概要では
心筋梗塞の平均入院日数は20.3日。
脳梗塞は、15−34歳は44.6日で35−64歳は46.9日で 65歳以上が100.7日でした。
65歳以下だと60日制限があるので給付対象から外れる可能性があるという事です。
🔵学資保険に入ってはいけない。
おじいちゃんやおばあちゃんがいる家庭では郵便局の学資保険に入った方がいいと言われます。
それは、30年前は郵便局の学資保険の運用利回りの予定利回りが高かったからです。
この時期は預けたお金が2倍近くに増えた。
現在は低金利で運用利回りは最低まで落ちてます。
保険は、保障の代金と保険会社の手数料を引かれた原資で運用されるので要注意です。
受け取りが18年先と考えるとインフレで貨幣価値が下がっているというリスクもあります。
🔵変額保険、変額年金はどうか?
変額保険のネックは手数料が高い事。
🔵専業主婦に死亡保障はいらない。
2014年4月から子育て世代の専業主婦でも遺族年金は出る。
🔵配偶者控除の改正。
2018年から
配偶者控除が150万円
配偶者特別控除も202万円未満
収入が130万円を超えると国保を自分で払わないといけなくなる。
🔵お金の相談をプロにはしてはいけない。
ファイナンシャルプランナーはただのセールスマンで手数料を稼ぐだけ。
相手がどんな立場で何で生計を立ててるかを考えましょう。
毎月の配当は元本を削ってる。
運用益から配当をだせてるのは2%だけ。
🔵繰り上げ 繰り下げ の年金の損益分岐点
60歳と65歳開始では30%の支給額が変わります。
76歳以上生きるのであれば65歳からの方が得になります。
65歳と70歳では42%支給額が変わります。
81歳以上生きるのであれば70歳の方が得になります。
🔵農業を軽んじてはならない。
農業をすると健康的に長生き出来ます。
農家男性は平均8年も長生き
自営農業者はそれ以外の人に比べて医療費の出費が3割程度も少なく病気になりにくい。
現在、市民農園は大量に貸し出されてるので 全市民農園リストにアクセスすると自分の住まいから近い市民農園がどのくらいの価格で貸し出しされてるか調べる事が出来ます。
最後に、この本を読んでみて。
私は普段 マネーリテラシー系の本を読んでます。
他のマネーリテラシー系の本に書かれてる内容もたくさんありましたが、印象に残った項目を抜粋してみました。
私の母親は多数の保険に加入する保険貧乏という部類に入る人です。
それに比べて祖母は全く保険に入らないという戦略をとってます。
何が正しいかは自分で決める事ですが、知ってるか知らないかだけで大きく変わって来ます。
僕自身も気づかないうちにクレジットカードがリボ払いになってました。
自分の無知さに気づいてからお金の事について勉強する様になりました。
少し関心を向けるだけ お金の扱いが大きく変わって来ます。
このブログを見て興味を持ってくれた方は 本も読んで見てください。