新版 お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方-橘玲氏 本のレビュー📚
パパ友FPに勧められた事がきっかけでこの本を手に取りました♪
この本のタイトルの 黄金の羽根 の意味は 制度の歪みを理解してる者だけが手に入れられる大きな利益の事です。
その制度の歪みは 国の法制度 税金 社会保険料 資産運用 マイホーム サラリーマン法人 国税局の実態 経済の流れ ファイナンス などなどお金にまつわるありとあらゆる事が学べます。
あまり、内容の濃さに目からウロコでした。
どんなにいい情報でも時代ともに仕組みも変化していくので情報が古いと変わってしまう事もありますよね。
この本は2002年12月のベストセラー改定版で 2017年8月5日に発行されてます。
何年に法制度の改正されたかや、マイナンバー制度など 新しい情報も更新されてます。
この本で書かれているお金の哲学に関しては、ロバートキヨサキ著 金持ち父さん貧乏父さん を日本人向けにしたような印象を受けました。
金持ち父さんは アメリカの税制定に基づいて本を書かれてます。
借り入れでレバレッジをかけて不動産を買いまくるや起業して成功してビジネスオーナーになる事について書いてます。
一方こちらの本では 普段、サラリーマンをしてる方がリスクを背負いこんで 不動産を買ったり起業をした方が良いと言われると 自分にはそこまで出来ない と思い行動に移さず読むだけで終わってしまう人が多い中、サラリーマンであってもお金持ちになる為にはどうすれば良いかを前提に書かれてます。
例えば一般的にお金持ちになるためには「平均年収の倍の収入」が必要と言われていますが これは夫婦共働きでありば達成しやすいとの事です。
そしてさらに
・税制度
・年金制度
・保険制度
・アメリカ経済と日本経済の歴史
・マイホームを購入した場合のポートフォリオ
・法人設立
・脱税と粉飾の仕組み
・マイクロ法人の節税の仕方
などなど充実した内容になってます。
この本が出版された法制度で書かれてるので 実際とは少しずつ変わっていってるかもしれません。
そもそも日本自体がとても恵まれた国で
2013年に発表した富裕層ランキングでは
純資産1000万ドル以上は
1位🇺🇸アメリカ 約1320万人
2位🇯🇵日本 約270万人
なのです。
私自身も若い頃は起業する意気込んでおりましたが、結婚するとどうしても守りに入ってしまいます。
子供達には不自由のない暮らしさせてあげたいと思うし、親の事情で可能性を狭めたくないとも思っております。
この本を読んでみての感想としては、
夫婦共働きで資金を増やしてそれを運用していくという人生戦略の内容にとても共感できたので資産形成を実践していきたいと思います♪