現金商売の脱税がなぜバレるのか?
フリーランス&個人事業主 確定申告でお金を残す! 元国税調査官のウラ技 第7版
大村大次郎 著 を読んでみて興味深い内容をまとめてみました。
元国税の著者だから言える踏み込んだ内容がとても学びになります。
ですから、
現金商売だと脱税なぜバレない?
少し前に屋台のたこ焼き屋さんの脱税のニュースが世間を騒がせてました。
現金手渡しなら問題ないだろうと安易に考えてるととても危険です。
バレるポイント① 売上
国税のチェックポイントで売上は最上位にあります。
そのため、税務署は売上に関して緻密な情報網を持ってます。
問題点が発生しやすい業種・業態を十分把握してます。
売上を誤魔化してるのがバレたら税務署は厳しい対応をします。
一件の不正を見つけると他も疑われて隅々まで事業を調査される事になります。
バレるポイント② 税務調査
不特定多数のお客さんを相手にして、領収書の発行も行わない現金商売の場合、売上を誤魔化せば簡単に脱税が成立してしまいます。
ですから、税務署は現金商売の売上には特に注意を払ってます。
税務調査は普通あらかじめ納税者に通知してから行われますが、現金商売者には抜き打ちで調査に来ます。
これは裁判所でも認められてる税務署の調査権限です。
バレるポイント③取引先
あなたの取引先から支払い情報を得て把握してるかも知れません。
税務署は色んな所に調査に行くので確率的に高くないかも知れないがあなたの発行した領収書も回り回って情報が流れてるかも知れません。
よってあなたが商売で領収書を発行してると売上の内容が税務署に把握される可能性があります。
バレるポイント④銀行口座
税務署は銀行にも調査に行きます。
色んな口座を覗き込んで、誰の口座にどれだけの振り込みがあると言うことを資料にまとめてます。
更に今はマイナンバー制度もあり、
益々、税務署からバレやすくなっていってます。
税法の改正もされていき、
昔は大丈夫だったからは通用しなくなっているので気をつけましょう。