働きアリさん@社会人の教養

リボ払いをするくらいお金にルーズだった私。会社では度重なる失敗で追い込まれて鬱にもなりました。そんな私ですが結婚してパパになりこのままではダメだと感じ。人生を変える為に日々学んでます。私の学びが少しでもプラスになればと思い始めました。

雑談の一流、二流、三流の要約

 

◎雑談の始め方
🔹挨拶に2プラスする。 褒めるに2プラスする。

🔹相手の名前を反復して言って覚える。


◎雑談の広げ方
🔹話させ上手を目指す。

話を進める接続詞
『という事は、』
『そうすると、』
『ちなみに』

「○○さん、最近走ってますか?」
という事は、直近で目指している大会と
かありますか?」
そうすると、大会前はどれくらいのペース
で練習するんですか?」
ちなみに、私もマラソン始めたいんですが
オススメのウエアとかあります?」

 

🔹「○○と言えば」でネタを拡散させる。
例えば
あなたが、「最近ダイエットしててさ~」と言われたとします。
あなた「ダイエットと言えば、今、流行りのダイエットってあるの?」
相手「炭水化物を抜くのが流行っているよ」
あなた「炭水化物と言えばどんなもの?
相手「ご飯とかパンとか」

 

🔹考えなくても答えやすい具体的な質問をする
雑談とは「雑=とりとめもない」「談 =話」と書きます。
「談」は言うに炎。話すことで会話に火を灯していくことを意味します。
つまり、会話の中身よりも、話しているときの「心地よさ」「温かさ」「盛り上がり」を通じて人間関係を深めていくスキルです。
では、逆に「心地よくない空間」とは、どういった空間でしょう?
人間の脳は、考えると強烈に脳内エネルギーを消費します。皆さんも、テストで難題を解くときや、仕事で解決策が見えないとき、相当頭を使いませんか?

「頭を悩ます」という言葉がある通り、深く考えれば考えるほど、人間の脳は疲弊していきます。
つまり、相手に深く考えさせるような質問を連発すると、相手の脳はフリーズし、心地悪さを感じて会話が止まってしまうのです。
ですから、常に即答できるような「具体的な質問」を投げかけます。

 

🔹相手が話したくなる様に質問する。
①会話を「深める」 質問
②会話を「広げる」質問
③会話を「進める」質問

会話を「深める」質問とは、「なぜ?」という質問です。
相手「最近筋トレはじめたんですよね~」
あなた「そうなんですか。健康的でいいですね! なぜはじめられたんですかっ
相手「いや~実は最近メタボ気味で~」のように、「なぜ」という質問によって話が奥に深まっていきます

会話を「広げる」質問とは、「他には?」という質問です。
相手「最近筋トレはじめたんですよね~」
あなた「そうなんですか。体を動かすのはいいことですよね! 他にも何かされんですか?」
相手「最近はできるだけ階段を使うようにしていて~」のように、 「他に」という質問で話が横に広がっていきます

会話を「進める」質問とは、「それで」「それから」という質問です。
相手「最近筋トレはじめたんですよね~」
あなた「そうなんですか! 私は全然やってなくて…。それでどんなことをされているんですか?」
相手「腹筋とスクワットを週に3回実施するようになりまして~」のように、 「それで」という質問で話を先に進めていきます。
よく、「最近彼氏とケンカしたの……」→「そうなんだ…。大変だね。それで?」
「彼って最悪なの1 この間も~」→ 「それから?」という使い方をします
変に忠告するよりも、「それで?」「それから?」という質問で、相手が話したいことを一どんどん引き出してあげるのです。

 

🔹話が止まったら前の話から自然につなげる。「その話で思い出したんだけど」

 

🔹過去と現在の変化を褒める。

 

🔹相違点に興味を持って質問をする。


◎聞き方とリアクション
🔹頷き+感嘆詞+感情を伝える。

 

🔹相手を承認し、褒め称え、励ます。

 

🔹意見が食い違ったらなぜそう思ったんだろうと興味を持つ。


◎話の盛り上げ方
🔹話すのは15〜30秒で相手に渡す。

 

🔹説明は似てるもので連想させる例え話

 

🔹説明をしてる時に相手に話を振ってる表現をする。

 

🔹相手が話したい事、聞きたい事をテーマに置く。

 

◎相手の懐に入る方法
🔹自己開示の返報性。 少しずつ開示していく。

 

🔹カミングアウトして隙を見せる。
コミュニケーションで安心は基本中の基本。

 

🔹立場が上の人には教えを乞う。

 

🔹去り際に具体的に感想を伝える事で承認欲求が満たされる。

 

 

元FBI捜査官をが教える情報を引き出す方法の要約です。

元FBI捜査官をが教える情報を引き出す方法の要約です。



引き出し法のテクニックは人間が自然に行動を基盤に工夫している為、脳が深く考えずに反応してしまう。
単刀直入に尋ねれば、本能的に警戒に入る。


🔹引き出し法に入る為の準備
好意のシグナル
①(知らない人に近づく時に)眉をさっと上げて目を開く。
②頭を少し傾ける。
左右どちらかに頭を傾けるのは、「私は脅威ではありません」というメッセージを送るしぐさです。
首の両側には頭動脈があり、頭を傾けると、そのどちらかを相手に見せることになる。
③本当の笑顔を見せる


〈好感度アップの鉄則》
人は「自分を褒める機会」を与えられれば、喜んで自画自賛する(その機会を、あなたがタイミングよく提供するというわけだ)
自分を褒めさせるコツは、相手の個性やなし遂げたことを把握し、「よく頑張っていますね」「すごいですね」と背中を押すようなフレーズを言うことだ。

・共通点作り
・積極的傾聴


🔹引き出し法のテクニック

◎「疑念を示す」
こちらが疑っているようなふりをすると、発言が信用されていないのではと、相手は不安になる。
だから相手は情報を追加して、「これは本当の話なんですよ」と説得しなければという気になる。
よって、あなたが話を疑っているようなセリフを会話のなかに挟み込一めば、ターゲットはどんどん情報を提供する。


◎「範囲を限定する」
「範囲を限定する」は、数字や日付に範囲を設ける手法だ。
あなたがデータの範囲に上限と下限を定めれば、ターゲットはその範囲におさまる特定の数字を教えようという気になる。
この手法がうまくいくのは、人間には「相手の間違いを訂正したい」という欲求があるからだ。
最初にある程度の幅の範囲を設定すると、相手は、その範囲のなかの正確な日付や数字を口にしたくなる。


◎「認知的不協和」
認知的不協和は、自分の考えや信じていることと正反対の話を聞かされたときに生じる。
すると、たいてい不安になる。認知的不協和の度合いが高くなるほど、本人はプレッシャーを感じ、どうにかしてこの不安を軽くしたいと思う。
そのため、つい、デリケートな情報を漏らしてしまう結果となる

◎ネットやニュースなどで知った話を引き合いに出す
ウソでも本当でもかまわないから、メディア(新聞、雑誌、プログ、テレビのニュース番組など)で知ったのですがと前置きしてから情報を引用すれば、その話題に関連する情報を引き出すことができるのだ。
相手は「間違いを正したい」という自然な欲求に基づいて、それは誤報だと言うかもしれないし、事実だと認めるかもしれない。
たとえ、その報道は正しいと認めたとしても相手は良心の阿責を覚えない。
もうすでに報道されているのなら、それを認めたところで」支障はないと思うからだ。


◎「好奇心を刺激する」
相手の好奇心を刺激すると、相手が知っていることと、知りたいことのあいだに情報のギャップが生じる。
だから、情報のギャップが生じるように仕向ければ、相手はそのギャップを埋めようとして、ついデリケートな情報を漏らしてしまう


◎共感を言葉で表現する」
相手の健康や気分に関して、思いやりのある言葉を口にしよう。
あるいは、相手が何か言ったら、オウム返しをするのではなくそれと似たような言葉を使って、共感を言葉で表現しよう。
すると、相手はそのまま話を続けようという気になる。
そして話せば話すほど、相手は自分や他人に関する情報を明かすようになる。

基本となるのは「……のようですね」と、合いの手を入れることだ。
このシンプルな手法を活用すれば、あなたが本気で相手の話に耳を傾けていることを伝えられる。
シンプルに共感を伝えたいのであれば、「今日は何もかもうまくいっているようですね」「いい1日をお過ごしのようですね」などと言うのもいい。基本形である「…のようですね」を使えば、話題の中心を確実に相手に据えられる。
あなたの推測どおりであれば、客は新たな情報をさらに教えてくれるので、どんな商品を求めているのか、販売員は把握しやすくなる。
その反対に、販売員の推測が間違っていたとしても、客はそれを訂正するので、やはりあなたは情報を入手することができる。


◎「特徴を間違えて説明する」
ある人物にはふさわしくないと思われるスキルを、その人がもっていると、わざと言ってみよう。
たとえば「高齢者はSNSが得意だ」とか 「幼児が数学の難問を解く」とか、普通では結びつかない関連付けをするのだ。
このように誤りのある内容を話すと、相手はあなたの発言を訂正したいと考え、その理由を説明しようとする。
そして説明を続けるうちに、追加の情報を漏らしやすくなる。


◎「信じられないというふりをする」
「信じられない」という表情を浮かべたり、そうした言葉を口にしたりすると、相手は自分の発言が本当なのだと証明しなければならない立場に追い込まれる。
すると躍起になって説明を始め、つい価値のある情報を漏らしてしまう。


◎「言いかけてやめる」
あなたが自分の考えを説明しているときに、途中でその説明をやめると、相手はあなたの代わりにその先を話そうとする。
すると自然に、追加の情報を漏らしやすくなる。

話を始めたというのに、どういうわけか、途中で突然、話をやめてしまうことはあるものだ。
その人物が急に話をやめたのにはかならず理由がある。
だから、その理由が知りたければ、会話が途絶えた直前の言葉を繰り返し(「言葉のエコー」)、返事を待てばいい。
すると、相手は、言いかけたことを最後まで言えるようになる。
その反対に、こちらが「言いかけてやめる」テクニックは、ターゲットが外向型の場合」にもっとも有効だ。
というのも、外向型の人は相手がまだすべて言い終えないうちに、自分からその先を言いがちだからだ。
私がこのテクニックをよく使うのは、初めて会う容疑者の取り調べをするときだ。
例えば、こんなふうに言いかける。
「あなたの親友の名前、なんでしたっけ。ほら、ええと……」すると外向型の容疑者は、みずから親友の名前を明かし、私がそれまで知らなかった情報を提供してくれる。
親友同士であれば、互いにデリケートな情報を共有しているものだ。
親友を知っておけば、容疑者の発言の真偽を明かすに足る貴重な情報を入手できる確率が高くなる。


◎「無知なふりをする」
こちらが無知なふりをすると、相手は「説明してやろう」という気になる。
だから、何の話題についてまったく知識がないふりをすれば、その話題に関する専門知識を相手は教えようという気になり、ついデリケートな情報を漏らしてしまう。

 権力者や地位の高い人間は、つい、会話の主導権を握ろうとする。
あなたが共感を示す言葉を差し挟むようにすれば、相手はもてる知識を披露しようとする。
その上で相手が言った内容をべつの言葉で繰り返すようにすれば、「あなたの話をしっかりと聞いていますよ」と伝えられる。
さらに共感を口にすれば、いっそう会話が弾む。
こうして話せば話すほど、相手はより多くの情報を提供するようになるというわけだ。
だから権力者から情報を引き出したければ、「無知なふりをする」「共感を言葉で表現する」「推測を述べる」テクニックを組み合わせて使うといい。
そうすれば相手は「自分のほうが地位が高い」という優越感を維持できるうえ、自尊心を満たすこともできるので、つい専門知識をひけらかして情報を漏らす。


◎「推測を述べる」
単なる事実として、あなたが何かの情報に関する「推測を述べる」。
その情報が正しければ、相手は追加の情報を教えてくれるかもしれない。
その情報が間違っていれば、相手はあなたの発言を訂正し、詳しい説明をするだろう。
推測を交えた質問をすれば真実に近づきやすくなる。

ネガティブな推測をまじえた質問には、ウソをつきにくいからだ。
この場合、私が本当にこの問題が存在することを知っているのかどうか、相手にはわからない。
よって、ネガティブな推測をまじえて質問をしたところ、問題が実際に存在することを私たちが知っているという印象を与えることができた。
実際のところ、私たちは何の情報も得ていなかったのだが。

「付加疑問文」を利用する」
付加疑問文とは、質問の最後を「○○ですよね?」「○○ではありませんか?」「○〇ではありませんよね?」といった同意を求める、あるいは念を押す言葉で終わらせる疑問文を指す。
付加疑問文は、こちらが既に知っている情報を確認する時や、相手が伏せている情報を明らかにしたい時に使う。


◎「お返しをしたいと思う返報性を利用する」
あなたが先に情報を提供すると、相手は「お返しをしなければ」と思い、何か情報を提供しようという気になる。


◎「相手の地位を「格上げ』する/いい気分にさせる」
相手の立場や地位を「格上げ」すれば、相手はいい気分になる。
また相手の地位を「格上げ」すれば、自分にはそこまでの能力はないと、相手が訂正しようとする場合もある。
この不釣り合いが、相手のなかで認知的不協和を生む。
すると相手はどうにかして不安を解消しようとして、個人情報などのデリケートな情報を明かしやすくなる。

営業マンが今使われてる商品よりも勧めるものが優れていると言えば相手を否定する事になる。
「新しい商品についてアドバイスを頂戴できないでしょうか?」


◎「ストーリーを語る」
るべき一連の行動を示し、なんらかの教訓を含む筋書きにすれば、そのストーリーを聞いた相手は真実を話そうという気になる。
ストーリーを聞くと、相手はたいてい無意識のうちに、
その主人公に自分を投影する効果をあげるために、そのストーリーは相手の現状に関連する話にすべきだ、
主人公がとるべき一連の行動を示し、何らかの教訓を含む筋書きにすれば、そのストーリーを聞いた相手は真実を話そうという気になる。


◎「第三者話法」
「第三者」から聞いた話として情報を伝えると、人間にもともとそなわっている「他人について話したい」という傾向を利用できる。
また、人間は第三者から聞いた話を信じやすいうえ、「○○さんがあなたのことを褒めていた」というお世辞を特に信じやすい。
自分と利害関係にない人が言ったことであれば、その話は真実に違いないと思い込むのだ。
するとターゲットは、その話題について率直に話しやすくなる。


◎「言葉のエコー」
言葉のエコーは、相手が何かを口にしかけて、口をつぐんだときに、最後の言葉を繰り返すテクニックだ。
すると相手は話を続けやすくなり、思い切って情報を提供しようという気になる。

 

 

システマブリージング ①超回復のバーストブリージング②ストレスに強くなるブレスホールドエクササイズ

前回はシステマの基本的な事について紹介しました。

 

今回はシステマブリージングの実践編として2種類のエクササイズ

超回復のバーストブリージング

◎ストレスに強くなるブレスホールドエクササイズ

この2つについて説明していきます。

 

 

まず、強靭なリラックスで超回復をもたらす バーストブリージングです。

 

日頃の生活において過度なストレスや緊迫した状況により心の負荷が高まり、通常のシステマブリージングでは回復が追いつかない時はバーストブリージングを使います。

それでは、バーストブリージングの4つのポイントについてお伝えします。

 

①鼻から吸って、ロから吐く
慣れれば吐いた反動で自然に鼻から空気が入るようになります

 

最初は一秒間にひと呼吸するくらいのペースで
このペースはあくまでも目安なので、厳密に守る必要はありません。

それよりも大事なのは、バーストブリージングによってより快適になっているかどうかです

身体に適したペースは、その時身体にかかっている負荷によって変わってきます。

基本的に安静にしている時には遅めのペース、負荷が強まるのにともなってペースは上がっていきます。

 

③良い姿勢を崩さない
パーストプリージングは、身体にかかったストレスから回復するために用いられます。

ですが姿勢が崩れていると呼吸の力が妨げられてしまって、満足な効果が得られません

全力疾走の後などには、苦しさのあまり姿勢を曲げたくなりますが、それでは同復を遅らせてしまうのです。


最初は大きく、徐々に小さく

小刻みな呼吸がきつい場合は、ほとんど普段の呼吸と変わらないペースから始めても構いません。

慣れるにつれて自然に一回あたりの呼吸量が少なく、ペースが早くなっていきます。

つまり大きな呼吸から、徐々に小さな呼吸へと変化していくのです。
だからといって、無理にペースを早める必要はありません。大切なのは身体が求める
ペースを守っていけるかどうか。

つまりその呼吸によって楽になっているかどうかが最優先なのです。

 

基本のブリージングを小刻みに行っているだけに見えますが、これで痛みや緊張を克服しなければならないあらゆる事態を「平常」にします。
緊張して息があがったり、体力の消耗により息があがってもシステマ式呼吸法により、あっという間に落ち着くことができます。
プレゼンテーションの直前など、プレッシャーのかかる状況にあるときに、あらかじめバーストブリージングします。

体内の酸素濃度は上がり、脳に十分な酸素が供給することができ、本番への準備とすることができます。

 

 

次は、回復力を高めるブレスホールドエクササイズです。

ブレスホールドとはその名の通り息を止める事です。

息を止める事で心の奥底から恐怖心が出てきます。

呼吸を止める負荷からの回復が自分の心の弱さを克服する事につながるのです

 

 

まず、ブレスホールドエクササイズの注意点です。

 

安心して確実にできる範囲からはじめる
最初は慎重すぎるくらいの軽い負荷でも構いません。無理せずに小さな成功体験を積みつつ、少しずつ負荷を高めていくことが確実な効果につながります。

ブレスホールドエクササイズは自分との戦いです。

しかし、息を長く止められるかどうかではなく、確実に回復できるかどうかという戦いであることを心がけてください


息を止める時に力まない
息を止める時に身体を力ませてしまうと、身体への負荷が強くなりすぎます。

特に首や肩の力みは禁物です。

呼吸に伴う緊張は極力、避けるようにしましょう。

 

完全に回復する

プレスホールドエクササイズの要は「完全な回復」です。

多少、時間をかけてでも念入りに適度なリラックス状態に戻るようにしてください

それを怠ると回復力を高める練習にならないばかりか、かえってストレスを蓄積することになってしまいます。

では回復力を高めるブレスホールドエクササイズとは?


鼻から大きく息を吸い、ロから軽く吐いて息を止めます。


30秒ほど息を止めます。

この時、身体が緊張しないように歩いたり、身体を動かしたりすると良いでしょう。特に首や肩を緊張させないように気をつけてください。

 

呼吸を再開します。
呼吸のペースや深さを調整し、どうしたら早く回復できるか模索してみてください。

苦しくなるとあえぐように呼吸をしたくなりますが、姿勢を崩さず、できるだけ落ち着いた状態を保つようにします。
先ほど紹介したバーストブリージングを使うのも良いでしょう。


完全に回復するまで、念入りに呼吸をして身体をリラックスさせます

リラックス状態に少しでも身体を近づけるようにしてください。

 

 

最後に、エクササイズ応用編を紹介します。
歩きながらのブレスホールドエクササイズです。


できるだけ身体をリラックスさせながら歩きます


歩きながら鼻から大きく息を吸って口から軽く吐き、歩きながら10歩息を止めます


10歩歩いたら呼吸を再開し、息を止めたことによるストレスを完全に解消するようにします

緊張した筋肉を動かしたり、バーストブリージングを用いたりする
のも良いでしょう。


完全に回復したら、①と同じようにして息を止め、11歩歩きます

 

⑤ ③と同じように回復します

 

完全に回復したら12歩息を止めます

同じようにして1歩ずつ増やしていきます。

 

息を止める歩数を増やしつつ、同じことを繰り返します

これを5分~10分くらいやると良いでしょう。

自宅から最寄り駅までの間、駅から学校、会社までの間といった、徒歩での移動中にやるのもお薦めです。

 

 

今回は、実践的な2種類のエクササイズを紹介しました。

バーストブリージングはクレーム対応後に心を整えるのや運転中に眠くなった時のリフレッシュに活用しています。

ブレスホールドエクササイズは通勤中や昼休憩の気分転換したい時に活用してます。

 

紹介させてもらった内容をもっと深い知りたいなと思われた方は、最強のリラックス システマラクゼーションの本を手に取ってみて下さい。

ストレスに強くなる!呼吸で痛みや恐怖を消し去るシステマの呼吸法

社会人になると仕事で上手くいかなかったり、プライベートでも大変な出来事が起きて追い込まれてしまう事がよくあります。

僕自身、メンタルは強い方だと思っていましたが、追い込まれて鬱になってしまった事もあります。

最近は、新型感染症精神疾患というのも出てきてるみたいですね。

 

最近では、仕事で帰ってきて疲れている状態の時に、家の事で妻に指摘されると逆ギレしてしまい喧嘩になってしまう事がよくあります。

気持ちの面でいっぱいいっぱいになっているので、自分が悪くても指摘されると攻撃されてると思い込み反射的に爆発してしまいます。

もうすぐ子供も産まれるので何とかしないと思い、何か良い対策はないかと調べていくうちに、とあるシステマに関する本に出会いました。

 

ステマとはロシアの格闘武術で

”呼吸で痛みや恐怖を消し去る”という特徴があります。

 

徹底した脱力と柔らかな動作から、ロシアの合気道とも呼ばれているそうです。

まず、システマの4原則は、

呼吸を止めない

リラックスを保つ

快適な姿勢を保つ

動き続ける

です。

 

ステマの中にはシステマ・ブリージングと呼ばれるものがあります。

ステマ・ブリージングとは痛みや苦痛を「平常」としてしまうというシステマ呼吸法です。

体がどんなにタフでもいつかは疲れてしまいますし、心がどんなに強くてもいつかは潰れてしまいます。

ハードな状況を乗り越える方法は適切なリラックスによる回復をする事です。

そのためにシステム・ブリージングを活用していきます。

 

人間、咄嗟の出来事が起こると体が緊張してしまい呼吸が止まってしまいます。

僕自身、焦ったりイレギュラーな出来事が起こり混乱した時には意識的に呼吸をして体の状態を感じる様に心がけています。

呼吸をすることにより、身体がリラックスした状態に近づくため気持ちも落ち着いてくるわけです。

 

◎では最強のリラックスとは

リラックスするために緊張を消す3つのステップがあります。

力んで

力む事で生じる反動で通常より緩ませる事ができる。

 ↓

感じて

感じようとする事で余計な緊張が取れる。

 ↓

記憶する

リラックスの感覚を覚えていないとあるべき状態に戻せない。

 

ステマ・ブリージングの基本は至ってシンプルで 

『鼻から吸って、すぼめて口から吐く』 です。

自分が快適に感じる深さでバランスのとれた呼吸をすれば胸式でも腹式でも大丈夫です。

 

 

◎バランスのとれた呼吸とは

吸い過ぎでも吐き過ぎでもない、呼吸のバランスがとれた状態です。

次はそれを体験するエクササイズをやってみましょう。


①呼吸のニュートラルポジションを探る。
数回、大きく深呼吸をしてください。

 ↓

②続いて限界まで吐ききる。

首や胸、腰など全身が緊張するのが感じられるでしょう。姿勢も曲がってしまっていることと思います。
それが吐き過ぎた時に生まれる筋肉の緊張と姿勢の歪みです。

 ↓
③続いて限界まで息を吸う。

吸い過ぎに伴う筋肉の緊張と姿勢の歪みが感じられるでしょう。

 ↓

④息を軽く吐く。

吐く息が自然に止まるところがあるはずです。
その時に身体を感じてみると、吸い過ぎ、吐き過ぎ、どちらの偏りもないことが分か
るでしょう。

 

これが呼吸のバランスがとれた状態です。

先ほどの「感じる」「記憶する」の二つのステップを用いて筋肉や姿勢を観察し、その感覚を覚えておくのも良いでしょう。

 

特に猫背気味の人がこれをやると、背筋が伸びて視野が広がったような感じがするかも知れません。

また、息を吸いきった時に身体全体に緊張感が感じられた人もいるでしょう。

これは日常生活において自覚できずにいた緊張が表面化したものです。この緊張をほぐしていくのも、呼吸を楽にする上でとても有効です。

 

 

今回は、リラックスのパートについて紹介しました。

もっと詳しく知りたい方は是非最強のリラックス システマラクゼーションの本を手に取ってみて下さい。

 

銀行の始まり!銀行は詐欺から始まった!

銀行は詐欺から始まった

私たちが絶対的な信用をしてる銀行の始まりですが、詐欺から始まったというのが面白いですね♪

 

では、早速見ていきましょう。

 

中世末期になって、金などの貴金属を媒介とする貨幣経済に大きな転換がもたらされます。それは「銀行」の登場しました。

 

銀行業が始まったのは、13世紀ごろのイタリアだといわれています。

 

銀行を英語で「バンク(Bank)」といいますが、これはイタリアの両替商が使っていた「バンコ
(Banco)」と呼ばれる両替台が語源だとされています。

 

現在のような形態の銀行が誕生したのは、中世末期、1世紀ごろのヨーロッパにおいてでした。

 

この当時、ヨーロッパでは貿易などの拡大によって商業取引が盛んになり、決済に使われていた金を大量に保有する人たちが出てきました。

 

大量の金を手元に置いておくと、泥棒に狙われて危ない。そこで、預けることにしました。その預け先というのが、「ゴールドスミス」と呼ばれる人たち。

 

金を加工して、金貨を造る金細工商でした。

 

彼らは、金をしまっておくための頑丈な金庫を持っていたのです。

 

ゴールドスミスは、お客さんから金を預かった際に、預かり証を発行しました。

 

この預かり証は本来、クロークに上着を預けたときにもらうチケットや、パーキングのチケットと、なんら変わりないはずです。

 

ところが、ここから意外なことが起こります。

重たい金を持ち運ぶのは不便なので、人々がゴールドスミスの預かり証を金の代わりに取引の決済に用い始めたのです。


そして、ゴールドスミスたちはある事実に気づきます。それは、預かり証を持ってきて「金をくれ」という人がほとんどいない、ということでした。

というのも、決済で預かり証を受け取った人も、金を自分の手元に置くのが不安なので、そのままゴ-ルドスミスに預けておくからです。

 

預けに来る人ばかりで、受け取りに来る人が少ない。

 

金は金庫の中に眠ったまま……。

それならば、自分たちが実際に保有する金の総額以上の預かり書を発行しても、問題にならない。

 

預かり証を持った人々が一斉に窓口に来て金を取り戻そうとさえしなければ、どれだけ架空の預かり証を出しても、ばれないというわけです。

 

彼らはこれを利用して、預かり証を大量発行し、人に貸して利子を取り始めました

これはハッキリいって、詐敷行為です。

 

もし、個人が同じことをやったら、完全に詐欺です。

 

でも、現代の銀行がやっていることも、原理はこれといっしょです

このように、 預かりを保証する金よりも預かり証の量のほうが多くなるのが、「信用創造」です。

 銀行業というのは、そもそも信用創造という考え方による、合法的な詐欺行為をなりわいとしているのです。

 

このゴールドスミスのやり方をまねて、やがてヨーロッパ全土に同業者が現れ、それぞれ独自の預かり証、つまり紙幣を発行するようになります。

 

そうなると、これまでのように国家がお金の発行権をコントロールできなくなっていきます。

 

時の権力者であった君主たちは、自らの権力が脅かされるわけですから、「お前ら、何をやっているんだ?」と口を出します。

 

ところが、銀行家に「こんなにおいしい商売はないですよ」といわれて、「なんだ、じゃあ、俺にも参入させろ」ということになるのです。

 

実は丸め込まれているだけで、自らの権力を奪われるとも知
らずに。

 

そして、国が必要とするお金を税収だけで賄えないと、銀行家から借りるようになります。銀行家は、国家にお金を貸し付けることで、権力を自らの手に引き寄せていったのです。

 

1694年、のちにイギリスの中央銀行となる、イングランド銀行が設立されました。

 

イングランド銀行は、王国政府への資金調達をする銀行として、1268人の株主が出資し、設立されています。

 

元々はあくまでも民間の大銀行の一つだったのです。

 

そのイングランド銀行が、1844年に制定されたピール条例によって、中央銀行としてイギリスにおける通貨発行権を独占することになります。

 

他の銀行は、紙幣を発行してはいけないことになったのです。

 

その後、イングランド銀行第二次世界大戦後に国有化されますが、それまでずっと政府から独立した機関でした。

 

一国の通貨を発行する権利が、政府ではなく、政府から独立した民間銀行の手に握られている。

 

考えてみれば、おかしな話です。この銀行は、自分たちの権限で、いくらでもお金を刷ることができる。

 

いわば、何もないところから無限に利益を生み出すことができるのです。

 

自分たちで勝手に刷ったお金を外国に持って行き、そのお金で資源を買ってくれば、 ボロ儲けができます

実際にイギリスは、植民地化したインドでこれをやりました。「東インド会社」です


最初からおかしなことだらけなのですが、この中央銀行通貨発行権を管理するという形がほかの国にも広まっていき、世界の金融システムの根幹を成していきます

 

 

君は一万円札を破れるか?お金の洗脳を解くと収入が倍増する 苫米地英人さん著の本の中で興味深いなと感じた一部を紹介させて頂きました。

興味を持たれた方は実際に本を手に取って下さいね。

社会人がこれだけは知っておきたい法律の知識。パワハラ編

社会人になると色々なトラブルに巻き込まれる事がありますよね。

私は上司から『自殺したらええねん』と言われて悔しい経験をした事があります。

この発言は実は、刑法202条自殺教唆に当たります。

当時の私は仕事が上手く行かずに追い詰められてメンタルを崩してしまいました。

誰にも相談できずに苦しい日々を過ごしました。

哲学者ソクラテスが『無知は罪なり』という言葉を残してますが、賢くならなければ自分を守る事はできません。

このブログが、みなさんが同じような状況に追い込まれた時に、自分の身を守る手助けになれば幸いです。

 

早速、パワハラについて見ていきましょう。


「職場でのパワハラ防止を企業に義務付ける労働施策総合推進法の改正法(通称、パワハラ防止法)」が施行されることとなりました(中小企業は2022年4月から施行)。

そこで示された定義のポイント は次のようになります。


「職場内での地位や権限を背景に本来の業務範囲を超え、継続的に相手の人格と尊厳を侵害する言動を行い、就労関係を悪化させる、あるいは雇用不安を与えること」
さらに、厚生労働省は、「職場のパワーハラスメント」を6つに分類し、典型例を示しています。

身体的な攻撃 

暴行·傷害


精神的な攻撃 

脅迫、名誉毀損、侮辱、ひどい暴言

 

人間関係からの切り離し 

隔離·仲間外し·無視


過大な要求
業務上明らかに不要なことや遂行不可能なことの強制、仕事の妨害

 

過小な要求
業務上の合理性なく、能力や経験とかけ離れた程度の低い仕事を命じることや仕事を与えないこと

 

個の侵害
私的なことに過度に立ち入ること


これまでは、どこまでがパワハラで、どこまでが指導なのか、その判断がつきにくいと
いう問題がありましたが、
現在、厚生労働大臣の諮問機関である労働政策審議会が議論を進めていて、
職場のパワハラの具体例
該当例や該当しない例
企業の措置義務

を『指針』で示すガイドラインを決定する方針ですので、それに基づき各企業は対策を求められます。

 

マタハラ」「パワハラ」「セクハラ」は、要は権利侵害なので裁判ともなれば、民法第709条などの損害賠償を求める事が出来ます。

 

第709条
故意又は過失によって他人の権利又は法律上保護される利益を侵害した者は、これによって生じた損害を賠償する責任を負う

 

これに続く第710条は、財産以外の損害への賠償についての規定です。精神的苦痛に対して第709条と同じことが適応されるということです。

民法 第710条
他人の身体、自由若しくは名誉を侵害した場合又は他人の財産権を侵害した場合のいずれであるかを問わず、前条の規定により損害賠償の責任を負う者は、財産以外の損害に対しても、その賠償をしなければならない

 

では、実際に、訴訟になったときに、どういう法律が適用されるのでしょうか?
まず、相手に対する刑法の「名誉野損罪(230条)」や「侮辱罪(231条)」などです。

 

刑法第230条(名誉毀損罪)
公然と事実を摘示し、人の名誉を段損した者は、その事実の有無にかかわらず、3年以下の懲役若しくは禁鍋又は50万円以下の罰金に処する

名誉毀損における原状回復には以下が適応されます。

民法 第723条
他人の名誉を鍛損した者に対しては、裁判所は、被害者の請求により、損害賠償に代えて、又は損害賠償とともに、名誉を回復するのに適当な処分を命ずることができる

 

刑法231条(侮辱罪)

事実を摘示せずに、公然と、人を侮辱した場合に成立します。 法定刑は、拘留又は科料です。 事実を摘示しなくても、公然と人を侮辱した者は、拘留又は科料に処する

 

 

会社側が労働者に対して安全配慮義務が欠けてた場合は民法第415条も該当する可能性があります

債務不履行による損害賠償です。
民法 第415条

債務者がその債務の本旨に従った履行をしないときは、債権者は、これによって生じた損害の賠償を請求することができる。債務者の責めに帰すべき事由によって履行をすることができなくなったときも、同様とする
企業には従業員を守る義務があるので、以下の労働契約法に基づいたものとなります。

労働契約法 第5条

使用者は、労働契約に伴い、労働者がその生命、身体等の安全を確保しつつ労働することができるよう、必要な配慮をするものとする

 

また、「民法第709条(不法行為による損害賠償)」での責任も会社、加害者双方に問えます。

 

さらには、民法第715条(使用者等の責任)の責任もありますので、

会社に対しては、セクハラ対策(使用者の安全配慮義務)を怠ったとして労働契約上の義務違反による民法415条の損害賠償請求を起こすことができます。

民法 715条
ある事業のために他人を使用する者は、被用者がその事業の執行について第三者に加えた損害を賠償する責任を負う


以前、ニュースになったトヨタパワハラによる自殺事件について、労災を認定された遺族が、直接パワハラを行った上司ではなくて、会社に損害賠償を求めているのは、この条文を根拠にしたものです。

 

 

では、パワハラやマタハラに複数の人が絡んでいて、誰か決定的なダメージを被害者に与えたのか分からない場合はどうなるのでしょうか?

答えは、連帯責任です。

民法 第719条
数人が共同の不法行為によって他人に損害を加えたときは、各自が連帯してその損害を賠償する責任を負う
共同行為者のうちいずれの者がその損害を加えたかを知ることができないときも、同様とする

 

 

ハラスメントに、暴力が加わると、現法の優害罪、暴行罪が問われます。 

ここまでは、おもに賠償金など、お金での損害賠償を訴える方法を述べてきましたが、
指導と称して体罰が行われ、重傷を負わせたり、場合によっては、死に至らしめたりする
こともあります。

この場合は、刑法の傷害罪、暴行罪が当たります。


(傷害)
刑法 第204条

人の身体を傷害した者は、15年以下の懲役又は50万円以下の罰金に処する。
その結果、死んでしまうと、傷害致死罪です

(傷害致死)
刑法 第205条

身体を傷害し、よって人を死亡させた者は、3年以上の有期懲役に処する


相手が怪我をしなかった場合は暴行罪です

(暴行)
刑法第208条
暴行を加えた者が人を傷害するに至らなかったときは、2年以下の懲役若しくは30万円以下の罰金又は拘留若しくは科料に処する


実際には損害を与えなくても、おまえなんてクビなどと言って脅迫すると、当然、脅迫罪になります

(脅迫)
刑法 第222条

命、身体、自由、名誉又は財産に対し、害を加える旨を告知して人を脅迫した者は、2年以下の懲役又は30万円以下の罰金に処する

 

 

 

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〜刑法の基礎編〜ビジネスマンのための『法律力』養成講座を読んでみて

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 民法や刑法の話が出ましたが、法学部学生が、基礎的な法律としてかなりの時間をかけて学ぶのが、憲法民法刑法です。

今回は、刑法についてまとめました。

 

刑法」とは、何をしたら罪になるかということを定めた法律です

3つの条件が整った時に犯罪として処罰されます。
それは「構成要件」「違法性」「責任」の3つです。

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①「構成要件
例えば、
刑法第199条  人を殺した者は、死刑又は無期若しくは五年以上の懲役に処する
この場合、殺人罪ですが、「人を殺す」という行為をなすことが構成要件に該当することとなります。

 

②「違法性
正当防衛」や「緊急避難」という言葉を聞いた事があると思いますが
第36条 急意迫不正の侵害に対して、自己又は他人の権利を防衛するため、やむを得ずにした行為は罰しない

つまり、構成要件に合致しても、自己を守る正当防衛や他人を守るためにやむを得ない場合には、罰することをしないというわけです。

 

③「責任
よくテレビのニュースなどでも、「責任能力」の有無が問題となることがあります。条文には次の様に書かれています。
第39条 心神喪失者の行為は、罰しない心神耗弱者の行為は、その刑を減軽する
行為時に心神喪失(精神障害などにより、判断能力や自分をコントロールできる能力を欠いている)場合には、罰しないということです。

自分の意志で犯罪を行うことをコントロールできたかどうかを問題としているのです。

心神喪失よりも程度の低い心神耗弱の状況では、刑が軽減されると規定されています。

第41条 14歳に満たない者の行為は、罰しない

との責任年齢についての規定もあります

 


刑法では、このように、

①「構成要件
②「違法性
③「責任

の三段階で罪として罰することが適切かどうかを判断していますが、刑法の条文の多くは「構成要件」と刑罰の重さを規定しています

 

民法や刑法以外にも無数と言っていいほどの法律が存在しますが、法律の基本的な考え方が分かっていると、ビジネスや非日常生活で起こるさまざまなことに対してどういう法律が適用され、法律が基本的にどう考えているのかはおおよそ分かってくるようになります。

 

今回は刑法について取り上げました。

法律は個人の権利を守るものですが、知らなかったばかりに権利を奪われてしまう事があるかも知れません。

それを防ぐためにも、次回は知っておくと為になる具体的な条文を紹介していこうと思います。